労使が労働契約の内容を確認しあい、その約束を守ることは大切である。成長経済下における長期雇用システムでは、会社と従業員が約束を守るために信頼関係を築くことは深い意識がなくとも比較的容易であった。
コンプライアンスといわれる。法令遵守以上の社会適合を果たす企業は信頼され生き残っていく時代である。受注関係において、中小企業といえども社会適合しないと取り引きができなくなる。煎じ詰めれば、コンプライアンスとは、法令以上のことを遵守し社会適合を果たしながら如何にして生き残りの戦略を手法を考えることではないだろうか。個人も企業も、「変化を拒む」ことは「生き残れないこと」を意味します。
当事務所では、労務管理という切り口から企業と共に「労使の信頼関係」を築くための方法を探っていきます。
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労使協定 |
事業場における労働者の過半数代表と締結する協定のことをいう。労働者の過半数代表とは、労働者の過半数で組織する労働組合があるときはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がないときは労働者の過半数を代表する者をいう。 |